私たち家族が、動物を家族にお迎えした時に、みんなで決めた約束があります。
その約束が、これから動物をお迎えしようと考えている人の参考になれば嬉しいです。
我家の動物たち
前回の記事はこちら▼
現在、一緒に暮らしているのは、オカメインコとワカケホンセイインコ。
そして、猫が4匹います。(ボタンティアでしている預かり猫のモモもいます)
以前は、セキセイインコのディーノもいましたが、2016年の6月に虹の橋を渡りました。
一緒に暮らせたのは、6年間という短い期間でしたが、セキセイインコのディーノが私たち家族に与えた影響はとても大きく、今でもずっと心の中にいます。
そして、前回の記事で書いた私たち家族を猫ワールドに導いてくれたミャーミャ。
彼女と暮らしたのは、残念ながらとても短い時間でした。
ミャーミャは2013年の夏に現れて、2015年2月26日に虹の橋を渡りました。
たった1年半という、ほんとに短い間しか一緒に過ごすことができず、突然大切なものを失った悲しみは、私をこの世のドン底にまで突き落とす出来事となりました。
40代後半でホルモンのバランスも崩れていて、ちょっとのことでも不安になるような時期とも重なったことが、私にとって心も身体も大きくバランスを崩す原因になったんだと思います。
ミャーミャを早くに失ったことで、どうしても自分を責めてしまうため、きちんと食事も摂れず、普段私が子供たちに言っている
「なにがあってもご飯を食べなきゃダメ!」を、私が子供たちから言われる立場になってしまいました。
ペットロス症候群
動物病院の先生に、「急速な変化だったわりに気付いたのは早かった方ですよ。」と。
そう言われても慰めにしか聞こえず、あれほどまでに落胆したのは人生の中で1番だったと思います。
それほどまでに落胆して、完全なるペットロス症候群でした。
初めてお迎えした猫のミャーミャと人生猫生プランを立てていて、一緒にいろんなことを楽しもうと思っていたのに、あまりにも早く失ってしまったことも、理由の一つだと思います。
人生の中で、何度も動物たちとのお別れはありましたが、ミャーミャのことは今でも
「もっとなにかできたんじゃないか」と思ってしまいます。
ミャーミャが旅立つまでの2週間、急性腎臓病の治療をするために毎日病院へ通い続けたんですが、本人(本猫)は望んでいなかったのかもしれない。
そう思うこともあります。
注射や点滴を受けている姿が、今でも痛々しく思い出されます。
ミャーミャを失った時、私が決めたことは、「もう動物はお迎えしない」ということでした。
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ミャーミャを失う前の生活に戻るまで、ペットロス状態を抜け出せるまでは、相当時間がかかりました。
ネットで「虹の橋」の話を知り、そこで立ち直るきっかけをつかめることができました。
「私が悲しんでばかりいると、向こうでミャーミャも悲しんでしまう。」そんなふうに思えるようになりました。
突然の野良猫との出会い
そして月日が流れ、2016年の夏。
もうすぐ50歳の誕生日を迎えようとしている数日前に、また野良猫が姿を現すことに。
夏の暑い夜、エアコンの冷房が苦手な私は窓を開けたまま仕事をしていました。
「ニャー」と、猫の声が。
私は子供たちがYouTubeで、猫の動画でも見ているものだと思っていると。
また猫の声が。
子供たちも私が仕事の息抜きに、YouTubeでも見ていると思っていたらしく、
「なんの動画見てるの〜?」と聞かれ、私も同じことを聞き返しました。
そこで、家族みんなでどこから聞こえるのだろう?と。
カーテンを開けてみると、そこには小さな子猫がウッドデッキの上にちょこんと座ってこちらに呼びかけていました(°▽°)
それはそれは、突然現れた天使でした!
その時は、もう夜遅かったため一旦保護して、迷い猫の場合きっと飼い主さんが探しているだろうと、翌日届けを出すことにしました。
知っている限りのところへ届けを出しましたが、なんの連絡もなく数日が過ぎました。
その間は、もちろん我が家で一緒に過ごしていました。
一緒にいたせいもあり愛着が湧いてしまい、連絡がないのでうちでお迎えすることにしました。
ミャーミャのことがあったので、初めの1年間はまた失ってしまうんじゃないかと恐怖もありましたが、その心配はいつしか消えてしまいました。
これは私の勝手な想像なんですが、もしかしてミャーミャがいなくなってからずっと元気のなかった私に、ミャーミャからの誕生日プレゼントなのでは?と思っています。
《トップの写真が多くなった現在のチョアちゃんです。》
猫との暮らし
「ミャーミャを失って悲しんでいたのは、私だけではなく家族全員だったんだなあ。」
そんなふうに、チョアをお迎えしたことで気付かされました。
失うことだけを怖がって、子供たちの意見も聞いてあげられず、【猫と一緒に暮らす】ということを、私が奪ってしまっていたことにも気付きました。
家族みんなで決めたこと!
新たにお迎えした猫のチョアも含め、うちの動物たちのことで約束を決めることにしました。
- 家族それぞれの担当を責任持ってこなすこと。
- 週末に必ず一緒に遊ぶ時間を作ること。
この2つは、子供たちに決めたことです。
私は自宅で仕事をしているので、子供たちのできなかったことのフォローと、お世話全般をしています。
いつも子供たちに言っていることは、「友達と約束をする時に動物たちのことを思い出してね!」ということ。
大人になった長男は、この約束を今でも守ってくれています。
仕事が忙しくても、毎日少しでも話をしたりスキンシップをとって約束を守ってくれています。
動物と暮らすことになったら見てほしい映画
以前見て、私の大好きな映画「犬と私の10の約束」
それを参考にして私たちなりの約束を決めました。
- 私の話をがまん強く聞いてくださいね
- 私を信じて私はいつもあなたの味方です
- 私とたくさん遊んで 私にも心があることを忘れないで ケンカはやめようね
- 本気になったら私が勝っちゃうよ
- 言うことを聞かないときは理由があります
- あなたには学校もあるし友達もいるよね
- でも私にはあなたしかいません
- 私が年をとっても仲良くしてください
- 私は十年くらいしか生きられません
- だから一緒にいる時間を大切にしようね あなたとすごした時間を忘れません 私が死ぬとき おねがいします そばにいてねウィキペディア
この映画は泣くことがわかっていても、何度も見てしまうほど好きな映画なんです。
この10の約束には深い意味があるんですが、詳しいことを書いてしまうと、まだ見たことのない人にネタバレしてしまうので割愛します。
動物と暮らす時に見てほしいNO.1のおすすめ映画です。
命はいつか必ずなくなるもの!
だからこそ一緒にいられる時間を大切にしよう!
いつもそう思って、動物たちとの貴重な時間を一緒に過ごしています。
2006年に個人事業主になり、フリーランスなどの複数の仕事するようになったきっかけは、【子供たちの成長をたくさん見たかったから】です。
そして今は、【動物たちとできるだけ一緒の時間を過ごしたいから】です。
フリーランスな働き方については『働き方を考える!人生の転機で働き方を選ぶ方法【正社員・パート・フリーランス】』で、きっかけ・経緯などをまとめているので、興味のある方は読んでみてください。
人生の中で、いろいろ後悔することもありますが、ミャーミャーの時のように失ってから後悔したくないという想い。
一緒に過ごす時間の大切さを、家族で話し合いました。
家族・動物たちと一緒に過ごす時間が私にとって大切なことで、毎日のエネルギーになっています。
ミャーミャと小学生の時の次男
猫に教わった大切なこと
私は自宅で複数の仕事・フリーランスな働き方をしているので、時間の自由が効くため里親さんが見つかるまでの預かりボランティアもしています。
50代になり年齢のせいにして諦めるのはやめて、いろんなことに挑戦してみようと思えたのも、家族の協力と動物たちのおかげです。
そのチャレンジしたいことの一つが、猫の預かりボランティアでした。
ミルクボランティアもしていましたが、クライアントさんとの打ち合わせがあると、3〜4時間毎にミルクを与えることが今は無理なので、離乳の済んだ子猫〜成猫の預かりボランティアをやっています。
猫の預かりボランティア
今現在、預かっている子は看取り預かりの三毛猫のモモちゃん。
かかりつけの動物病院の先生には、1・2ヶ月だと言われています。
心の準備などいつになってもできませんが、それでもモモが少しでも快適で幸せな毎日を過ごせるように一緒に過ごしています。
預かり猫の彼女は猫FIVだから、うちの猫たちとは完全隔離で感染予防の指導も受けている。
余命宣告された日はもう過ぎている。とにかく1日でも長く一緒にいたい…
彼女の名前はモモです。 pic.twitter.com/VS5r1nBP3w— らん@ノマドワークで毎日を楽しむ (@ran_cosme) 2018年10月9日
うちの動物たちのことや、猫との暮らしについて、この【動物と暮らす】カテゴリーで自分のための備忘録のために、雑記として残していこうと思っています。
猫好きな人や動物好きな人に、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。
そして、動物をお迎えすることを考えている方には、『猫と暮らす保護猫の里親になるという選択があることを知ってほしい!動物をお迎えする時の心構え』を、読んでみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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